2010年1月21日木曜日

中国の民主化はいつか?

googleによる中国市場撤退への動きを見ていくと、ストーリーこそ違うがイラク戦争と似たような構図を見いだす事ができる。それはアメリカ対社会主義国というものである。google対中国、この抗争が中国民主化を促進するためのアメリカサイドの布石と思えてならないのだ。

私がこのような書き方をするのには理由がある。

まず今回の一連の事件は中国「から」のgoogleに対する攻撃によってgoogleは中国からの撤退を余儀なくされたというのが表のストーリーである。

しかしながら今まである程度の均衡を保っていた中国政府とgoogleの間に先行して仕掛けたのはgoogleである。検閲という形で中国国内ではアクセスする事ができなかった天安門事件やダライラマなどの検索結果をオープンアクセスにするという形で牽制した。

政府がgoogleに対して要求してきた検閲を無視したという事実に怒った中国は人権運動家のgmailアカウントをハッキングするという抵抗にでる。(今の所わかっている事実は中国からハッキングされたという事実だけであり、行為は誰によって行われたのか不明。)自作自演の可能性も無いとはいいきれない。(do not be evilという信条を信じたいが)

この騒動に対しgoogleは中国市場からの撤退というドラマチックな演出で事件に華をそえている。
この行為によってgoogleのブランドバリューは中国で、世界中であがることだろう。
更にこの決断自体も資本主義を夢見る中国在住の人々に取っては十分に刺激的なはずだ。

事実googleは中国のサーチエンジンシェアでは20%-30%に満たず、残りのシェアはローカルの百度に奪われている。(モバイル端末からのアクセスではシェアは逆転するのだが)。中国のような制限の多い国で、ローカルとまともに闘いシェアを回復させるには割にあわない努力が必要である。それよりも、例えいったん撤退したとしても中国での民主化=オープンアクセス化を一刻も早く実現させてより有利な環境下で再度参入した方がリターンが大きい。アメリカの得意なルールを変える戦略である。

また利害関係もアメリカ政府と合致する。中国のような大きな市場をコミュニスト達に牛耳らせておくにはもったいない。

このような理由から、一連の騒動が目指す先は中国の民主化に帰結するだろう。
さて、中国革命はいつだろう。




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